譜久里 茂さん
沖縄の美しいビーチとして有名な大度海岸ですが
この海岸で奇麗なサンゴを見る事ができ、そして可愛い魚達とめぐりあえるのは
この譜久里さんをリーダとする仲間たちの活動があってのことなのです。
譜久里さんは、JUDFというダイビング団体の沖縄への導入者の一人です。
今現在も、JUDFのインストラクターとして40年以上活動しています。
これから毎週のように定期的に、行っている仲間達との楽しみを兼ねた
サンゴを食害するオニヒトデとレイシガイダマシ駆除ダイビングに向かう
ところです。
2020年12月27日
9時30分頃より、三々五々と仲間が集まってきます。
ウエットスーツに着替えて潜りに向かう譜久里 茂さん。
オニヒトデやレイシガイダマシの駆除を始めたのは30年以上前からとの事
手に持っているのは、潜り終えた後のお昼のお弁当、いつものスタイルです。
節子さんが、手にしているのは、オニヒトデを穴から引っ張りだす道具です。
沖縄の方言では”カギジャーとかカキジャー”と言っています。
今日は、波が荒くイノーでスキンダイビングでの駆除活動ですが
タンクを背負って外海でもオニヒトデの駆除活動をしています。
ちなみに、譜久里さんは70歳ですが、節子さんは10歳ぐらい上だとか。
集合してダイビングへ向かいます。
今日は波が荒く、遠方から来る仲間たちには来ないように連絡したため
6名の参加となりました。活動は30名ぐらいで行っています。
譜久里さんを中心に海へ入っていきます。
彼らの地道な活動があってこその美しい大度海岸です。
彼らは何等の助成や寄付にも頼らず30年以上も
ただ、潜って楽しみながらサンゴを守っているだけです。
世界的にもこんな活動は知りません。