NPO法人グローイングコーラル

コンクリート釘にサンゴの苗を固定して植え付け

コンクリート釘で植え付け

コンクリート釘を打ち込める岩盤があることが条件になります。サンゴ礁海域の岩盤の状態は見ただけでは分かりません。 試し打ちをして、コンクリート釘が打ち込めるかまず、チェックします。中型のハンマーを使い、植え付け予定範囲の数か所に コンクリート釘を実際に打ってみるのです。岩が固すぎると力いっぱいハンマーを振るってもコンクリート釘が岩に刺さりません。 岩が柔らかかったり、もろかったりすると豆腐に釘で、指に少し力を加えて釘を動かしてみるとするっと抜けてしまいます。 ある程度のハンマーの振り下ろす力でコンクリート釘を打ち込むことができて、指で釘を動かしてみても釘が岩にしっかりと 固定され動かずに抜けないことが必要です。
この条件にあった場所ならコンクリート釘にサンゴ苗を固定する植え付け方法を取ることができます。

使う機材と材料

コンクリート釘
使う機材のリストです。
たったのこれだけです。 注意してほしいのは、コンクリート釘の材料は鉄、アルミ線の材料はアルミという事です。 コンクリート釘にアルミ線を直接接触させて巻き付けると 翌日には、アルミ線が白い埃をかぶった状態になりほどなくして切れてしまいます。 電蝕 が起こってしまうのです。 電蝕を防ぐためにコンクリート釘にビニールテープを巻いておけばよいのです。ビニールテープに上にサンゴ固定用の アルミ線を巻き付ければ鉄、アルミが直接に触れあうことがないので電蝕は起こりません。   おそらく、サンゴの植え付けで最も費用の掛からない方法だと思います。コンクリート釘は30本ほどで300円 アルミ線は一巻300gで600円、一巻のアルミ線から固定用として30cmぐらいの長さに切り分けるのですが、 300本から400本ぐらいの本数に切り分けることができます。 中型ハンマーも2000円ほどで買えます。このハンマーは手入すれば長期的に使うことができます。 あとは、体力と気力の問題です。10本ぐらいの苗数なら容易い作業だと思います。
中型ハンマー
  

中型ハンマー

 ハンマーの握りのところに、黄色い紐が?
これ、作業ダイバーでくせになったもの。濁りのひどい場所で作業すると 器材の置き場所がわからなくなることが、しょっちゅう、このように黄色い紐 を結んでおくと分かりやすいのです。また、握りの部分が膨らみ握りやすいのです。 お試しあれ。多少、邪魔になったりしますが慣れですので。

エアーハンマー
  

エアーハンマー

 エアーハンマーです。打ち込むコンクリート釘が100本以上になると 体力的にきついので使っています。
先端に取り付けるのが、錐ではなく、コンクリート釘を打ち込むために自作した専用品です。 エアーハンマーを使えば200本、300本のコンクリート釘を一日に打ち込むことができるのです。

トップページ